きのこの広告運用備忘録

現役web広告運用者による備忘録です。

YouTube広告で検索クエリがレポーティングされるバグを発見

YouTube広告で検索語句が見れるバグのアイキャッチ

Google広告のバグ報告第2弾です。

 

YouTube広告で検索語句レポートが出力できる謎

検索語句レポートにYouTube広告のキャンペーンが出力されてるぞ…?」ということを偶然発見。

レポートのキャプチャ

なにこれっ…!

 

どうやら検索語句が出力されるのは動画アクションキャンペーン(キャンペーンサブタイプ:コンバージョンの促進=VAC)だけっぽい。

 

これはいったいどういうことだ…?
この検索語句はいったい何なんだ…?

 

ということで、Google広告のサポートに問い合わせてみました。その結果、下記のように「バグっぽいから調査中だよ」とのこと。

Googleへの問い合わせ内容

 

その後、Googleからの回答は…

数か月後に下記のような回答がありました。

Google広告サポートからの回答メール

結論としてまとめると、

  • 動画キャンペーンでは検索語句がレポートとして出力される仕様は存在しないが
  • 当該エラーの原因は技術的な問題が関連していることが判明。
  • ただし、そのバグの改修はしないという決定がなされた。
  • なお、出力されている検索語句が何のクエリなのかは不明。

という回答。

 

度々このような技術的な問題に関する問い合わせをしたことはあったのですが、今回のように「改修しない」という回答は初めての体験ですw

 

また、出力されている検索語句が何のクエリなのか不明とのことですが、おそらくYouTubeの検索窓に入力されたクエリとかを拾ってるのではないかなと思います。(あくまで推測です。)

 

編集後記

今回のバグは広告配信に悪影響があるようなトラブルではないので別にどうでもいいっちゃどうでもいい事案。

 

だけど、運用型web広告は配信量に基づいて費用が発生するシステムなわけで、でもその配信量が管理画面の数値通りなのか確認できる方法は運用者にはないわけで、となると我々は管理画面上の数値を妄信的に信用するしかないわけで、でも我々が信用するしかないそのレポートにバグが発生してますというのは、極論としてweb広告への信用問題にもつながるよなぁなんて思ったりもします。

 

新聞広告やTVCMであればその契約通りに広告が掲載されているか自分の目でチェックはできますが、運用型web広告はそれができないわけですから。

 

まぁそんなこと言ってたらweb広告を生業とすることなんてできないんですけどね。

それでは聞いてください。Creepy Nutsで「生業」。

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記載内容に誤りがありましたら修正いたしますので私のツイートにリプでご指摘ください。